社長雑記

タイ旅行

お盆明けにタイに旅行に行ってきました。
妻が「飛行機が嫌い」と言って行かないので、息子と二人旅でした。

無理してでも飛び込んでいく精神

息子が大学に入ったばかりで、これから学費も仕送りもかかる中で、資金的にはちょっと不安がぬぐえない中ですが、思い切って行ってみました。

45歳にもなると、「あの時、無視してでも飛び込んでおけば良かったな。」という経験もそれなりにしました。その時はお金の不安だったり、目の前の仕事が忙しかったりして見送ってしまったけど、それ以来、もう二度と来なかったチャンスが山の様にあります。
もちろん、「無理してでも飛び込んでよかった」という経験も「うーん。ちょっと無駄だったかな。」という経験もしてきました。
そんな経験を積んだ中で、これからは「チャンスを逃す」という経験は減らしていきたいという心境になっていたところで、そんな話が出てきました。
「息子と二人で海外」なんて、なかなかできる経験ではないので、思い切っていくことにしました。

伸び盛りの国

実際にタイに行ってみて、一番印象に残ったのは、「国としての勢い」
今、どんどんと発展しているという雰囲気に圧倒されました。
まだまだメインのピカピカの通りから、少し脇に入るだけでボロボロの建物が目につきますし、どんどんと新しいビルが建築され、交通網が整備されていく様子に、街全体、国全体が「これから豊かになっていこう」というエネルギーを感じました。
日本は既にまんべんなく良い国ではあるものの、タイで感じた未来に対するもの凄いエネルギーみたいなものは感じたことがありません。残念ながら、ああいう、「細けぇことは、いいんだよ!」みたいなグングン伸びる成長ってのは、日本ではしばらく起こらないだろうなというのを痛感しました。

ところで、人間は年を取っていく中で、身体の成長は止まり、むしろ老いて身体の機能は衰えていく中でも、
心の充実、平穏みたいなものは、いくつになっても、いくらでも伸ばしていくことが出来ます。
多分、国としても、同じようにできるのではと思います。
建物や道が古びて劣化して、インフラとしてはむしろ弱くなっていく中でも、住む人の心の充実、平穏みたいなものはむしろ、どんどんと伸びていって世界の手本になる。というようなことがこれからの日本の目指すところかなと思いました。
個人の家としても、こんなに物価が上がってしまうと、常にピカピカの新しい家、新しいキッチンで過ごすというのは、なかなかに無理があるように思います。古くなっていく中でも、自分の気に入るように少しづつ手を入れて、心豊かに過ごせる住まいにしていく。というのが今後の住まいのあり方になるような気がしました。

伸び盛りの人

もう一つ、タイに旅行してびっくりしたのが、息子の成長でした。

一人暮らしをして数カ月の間に、とにかく逞しくなっていました。
まず、食べること食べること。常に私の倍ぐらいの量をモリモリと食べ、ホテルに帰った後に夜食にカップラーメンを食べるような食生活になっていました。

そして、食べるようになったせいか、体力が無尽蔵になっていました。
4日間の旅の行程はすべて息子にお任せしておいたのですが、4日間朝から晩までミッチリ。一回の旅行で、バンコクの有名なところは、ほぼ抑えたのでは?という詰め込みぶりでした。

旅行の計画に無理があったり、穴があったりするのですが、
そんなものはお構いなしに、体力でバリバリとこなしていくスタイルです。

私はついていくのがやっとで、途中記憶が途切れと切れになるところも、、、、
帰ってきてから数日寝込んでしまいました。

伸び盛り人と、伸び終わった人の対比が、まさにタイと日本のようでした。
息子が本当に成長している様子を真横で見れて、頼もしく思った反面、
「子育て」という私の役目は終わってしまったのだなと、ちょっと寂しくもなりました。

役目も一つ終え、体の衰えも痛感させられましたので、
これからは、中身を思い切り磨いていこう、と思いを新たにした旅でした。

中澤工務店の社長。 「住宅」の奥深さに魅せられ、生涯修行中です。

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