社長雑記

おどかし過ぎ

お客さまから、大変深刻そうな声で電話がかかってきました。
「シロアリの消毒をしてもらったら、床下の構造体に異常があると言われた!!」
とのことです。

(当社でもシロアリの消毒やってますよ。)と口から出かかりましたが、ぐっと飲みこんで、お話を伺いました。
そのシロアリ業者の撮影した写真を確認したところ、床下を支える小さい部材が何か所か、ちょっとずれているだけでした。
補強をしないと、耐震性が大きく損なわれるそうで、床下全体にこのずれは広がる可能性もあるから、部材のあるところ全部に補強の金物を入れた方が良いと言われたそうです。

うーん。まぁ。好ましい事ではないけれど、大騒ぎするほどのことでも無いかなというのが私の見立てです。
補強工事は、もちろん要りません。
一言でいうと、おどかし過ぎ。という感じでした。
東証プライム上場の全国展開している会社が、こんな営業トークをしてくるのだから、普通のお客さんはいったい何を信じればいいか分からなくなりますよね。

なんで、こんなことになるかとちょっと考えてみました。
・その営業をした人の知識そのものが浅い。本当に大変なことと、そうでもない事が分からないのかも。
・「そこ」しか見えていない。床下しか見えていないから、建物全体で見えなかったのかも。
・「売上ノルマ」や「報奨金」に目がくらんでいる。ほぼ騙しみたいな営業トークでも売り上げになればいいと考えているのかも。
たぶん、このうちのどれかかな?と思います。

知識があって、視野も広く、あまりガツガツしていない。
住宅に触れる業者はそんな人がいいと思います。

私も常にそんな業者でいれるよう、日々、精進の途中です。

(写真は私の趣味で撮ったものです。本文と関係ありません。)

中澤工務店の社長。 「住宅」の奥深さに魅せられ、生涯修行中です。

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