25/100 住みこなす
私の大好きな番組、カンブリア宮殿がBSで見られなくなりとても寂しい思いをしておりましたが、
インターネットでインタビュー部分だけを公開しているのを発見しました。
http://www.tv-tokyo.co.jp/cambria/dogatch/
その中で、リノベーションを手がけるブルースタジオという会社のお二人の言葉の中で、
ある単語が心に残りました。
「住みこなす」
インタビューの中では、言葉そのものの説明は明確にはされていませんでしたが
話の中から私が解釈するところ
家は完成して入居してからがスタートで、
自分のライフスタイルに合わせて、少しずつ自分の物にしていく、
いつも手を掛けて、関わり合い、使いこなす事
と言った意味で使われてらっしゃるのだと思います。
次の日、当社でお建ていただいて15年経ったお客様のお宅を訪問しました。
私が戻ってきてからも、何ヶ所か工事をさせていただいておりますが、
伺う度に、ちょっとずつお住まいに手が加われています。
息子さんが遠方へ就職されて子供部屋を使わなくなったので、ご自身の趣味室として活用されていたり、
トイレにちょっとした棚を作って、季節の花を飾られたり、
お庭に鳥の餌台を作って、観察を楽しまれています。
家を暮らしを豊かにする道具として活用されていて、
そのために自分で出来ることは自分で手を加え、メンテナンスし、
自分で出来ないこと、大がかりなことをする等そのための一つの手段として当社を使われている。
あ、これが”住みこなす”と言うことなのだなと思いました。
当社がもっと積極的に「住みこなす」お手伝いや、その方法をお伝えすれば
今年の目標③の”心を豊かにする工務店”にもつながるのではないかとヒントを得られました。