14/100 おのぼりさん
昨日、2/3東京へ行って参りました。
去年より参加したとある商人の会があります。
その会のアカデミー賞といって今年新たな学びを与えてくれた人を表彰し、
さらに参加者みんなでねぎらい合うと言うという集いです。
私は初参加だったのですが、驚きの連続、たっぷりと刺激をもらい、
頑張るぞー!!と熱い気持ちを充電してもらえました。
そこに参加する商人の皆さんが”売り上げ”ではなく
”お客さんをどれだけ喜ばせるか”ということに重きを置いているのがとても印象的でした。
これから私ももっと皆さんを喜ばせられるように頭を使います。
さて、その翌日はちょっとだけ東京観光をしてきました。
私はここ2,3年、一人で東京に行ったときには、
修学旅行で行くような所に行くことにはまっています。
前回は上野公園、前々回は国会議事堂でした。
そして今回は、、、、
皇居です。
訳もわからず連れてこられた時に比べて 、色々と感じる物がありました。
歴史的なこと、政治的なこと。
でも、つい建築屋としてのしての視点が入ってしまいます。
まず、写真では無造作に並んでいるかの様に見える石、
すべて御影石です。色もそろえてあり、よく見ると丁寧な仕事。。。
そして、緑色の柵の土台。コレもコンクリートではなく御影石。全部色がそろえてあります。
さらに、見張り用の小屋。御影石。
これだけでちょっとした家は建つのでは。。。
さすが、ローマ法王も上座を譲る方がいらっしゃるところです。
中国人観光客も自然と声が小さくなるのは、やはりオーラのなせる技でしょう。
そしてこのお堀と石垣。
江戸時代のものということは、すべて人力ということです。
これが場所によっては2重3重にされているなんて、
手間を考えると、気が遠くなります。
近くに三菱1号館という建物がありました。その中で昼食。
雰囲気の良い空間の中で食事をとると、
私の建築の引き出しが1つ増えるような気がします。
もう一つ外せなかったのが、 東京駅。
新幹線の到着駅ですが、外からまじまじと眺めたことありますか?
この界隈を上を見上げて歩き回り、所かまわず写真を撮る。
いつ、キャッチセールスのお姉さんに宝石を売りつけられてもおかしくないくらいの
おのぼりさんをしてきました。
なかなかいいものですよ。