11/100 お墓の土留め
傾斜地にあるお墓の土留めをやらせてもらいました。
私が見たところ何も写ってないと思いますけど、
気になる人はここから先見ないでくださいね。
これは土を削った後の写真なのですが、
奥のブロック塀の方に土の後が斜めに入っているのが見えます。
傾斜地なので、だんだんと土が流れていってしまっているんですね。
これを防ぐために、コンクリートで壁を作ります。
土を削った後、整地し、砕石で足元を固め
鉄筋を組みます。
右の黄色い板が型枠です。
もう片方にも型枠を付けてあげて、コンクリート投入です。
冬なので早く固まるように、固化剤と強度強めで投入します。
ちなみにインターネットを見ていると素人さんは、
強度の高い生コンクリートこそ最高!とおっしゃっている方もいらっしゃいますが
現場としては、やたらに強度を上げるとそれはそれで問題が・・・・。
かなり長くなるので割愛します。
何事もほどほどが肝心です。
雪を恐れて、しっかりと養生を施します。
土留めは完成。
写真では分かりにくいですが、つるつるで艶があり大理石のようです。
型枠を外して見たとき、嬉しくなりました。
実は、この艶、狙っても出てきません。
職人さんも、私が子供の頃からセメントをいじっていますが、
強度でもなく、気温でもなく、期間でもなく、まったく分からないそうです。
まぁ、外の場合1年も経てば、消えてしまうんですが。。。
この後、仕上げの直前で大雪に遭い、なかなか進みませんでした。
なんとか仕上げ、昨日完了しました。
冬の工事は、大変ですね。