パクチー
定期的に、大宮に商いの勉強をしにいっています。
昨日は勉強会の日でした。
大宮駅の中にタイ料理屋があり、珍しいので入ってみることにしました。
タイ料理といえば、今までカップヌードルのトムヤムクン味しか食べたことがなく、本物を食べてみたいと思ったからです。
トムヤンクンを頼んだ所、生のパクチーが載っていました。
インターネット等で「爽やか」などという表現がされていたので、あのカップヌードル・トムヤンクン味の酸味の後にくる、スッとした香りがパクチーだと思っていました。
生のパクチーだ!と喜び勇んで口に含んだ途端に広がる草の匂い!田舎に住んでいる人は分かると思いますが、草取りをした後の手の匂いがしました。野菜と言うよりは、雑草の匂いです。
その後パクチーはスープの中に散らばってしまい、スープをレンゲですくって飲むたびに紛れ込みます。トムヤンクンの辛くて酸っぱい美味しい味の中に混ざる雑草の匂い。
店内のメニューを見ると、パクチーライスやパクチー大盛りの文字が踊っています。
田舎者の私にとってこんな雑草の匂いを「爽やか」と言って有難がって、ご飯にかけて食べるなんて信じられません。
都会の人はよっぽど自然が不足しているのだなあと思いました。