適当なところでGO!
住まいの計画でかなり多い失敗に、
「結局何も出来なかった。」
と言うのがあります。完璧を目指す方にとても多いです。
・マイホームが欲しいけれど・・・・・
頭金をもう少し貯めてから。
自分の希望通りの良い土地が無い。
子育てが大変だからもう少し落ち着いてから。
なんとなく、住宅ローンの金利が下がりそうだからもう少し待つか。
自分のイメージする完璧な間取りが出てこない。
・リフォームをしたいけれど
お金をもう少し貯めてから。
家の中の荷物を片付けてから。
ジジババがうるさくなくなってから。
もう少し待てば、もっと良い設備が出てきそうな気がする。
一度商談になったけれど、何か一点引っかかるところがあると、計画延期になる方が結構いらっしゃいます。
そんな方々のお住まいは大抵、何年経っても変化がありません。
そして、住まいの計画をするタイミングを逃してしまうのです。
正直言って、
45歳を過ぎたら住宅ローンで家を建てるのはかなり厳しくなります。ローンを返す期間が20年以下になるからです。
70歳を過ぎたら、キッチンやお風呂などの生活を楽しくするリフォームが厳しくなります。リフォームは、お客さまの方も意外と体力を使います。70歳を過ぎるとそういう気力が無くなるからです。
昨日も80歳の方がおっしゃってました。
「若いときに細かい事考えないでやっておけば良かった。」
大学入試だったら、
7割OKなら、信州大学に入れます。
9割OKなら、東京大学に入れます。
住まいの計画も、100点満点を目指さないで、
7~8割ぐらいOKだったらGOサインだと思うのですが、どうでしょう?