住まいは舞台
私は、住まいはその人の人生の舞台の様なものではないかなと考えています。
あくまで主役はそこに住む人。
デザインがカッコいいのも大事だし、使い勝手が良いのも大事ですが、とにかくその人らしさが消えてしまったり、動きを邪魔するようなものではどうしようもないと思います。
一つの演劇の中で様々な状況が演じられます。
舞台はそんないろいろな状況に合うようになっています。
人生のいろいろな状況に柔軟に合うように寄り添うような住まいを作りたいです。
何より、劇中安心して全力で演じるためには、その舞台が安全であるということがとても大事な前提条件になります。
いつまでも安心して住んでいられる家づくりを心掛けて、さらに向上させていくのは終わりがありません。