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30/100 手摺取付

手摺の取付を行いました。

手摺の取付は、簡単に済む場合と、結構手間が掛かる場合がありまして、
今回の取付は中々難易度が高めでした。

写真では分りにくいのですが、
この壁は土壁の上にビニールクロスを貼った物になっています。
手摺の金具は壁の中の柱に取り付けないと力を掛けられませんが、
土壁の中に柱は無いのです。
力を掛けられるような物を設置する必要があります。

そして、1階と2階を横切る段差。
昇る途中で段差があると手摺の意味が半減してしまうので高さを揃えてあげる必要があります。

大工さんは宮本さん、祖父の時からお世話になっています。

どんな工業的なハウスメーカーで作っても、完全な垂直、直角、水平というのは作れないですし、
住み続けていれば長年の間で、多少は狂ってきます。
まぁ、普段は全く感じないですが・・・。

そういった狂いがあるので、材木も単純に長さを測って平行に切ればよいと言うわけではないのです。
丁寧に測りながら、狂いに合わせて切るので、余計に手間が掛かります。

そんな格闘をしながら、手摺が取り付けられるように、
下地となる材木をまず壁に取付け、そこに手摺を取り付けました。

段差の部分もその厚みに合わせるように材木の厚みを調整して、
まっすぐ素直に手摺がとりつきました。

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